やさしい心、生きている喜び、感謝の気持ち、幸せを感じて
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おとうさん

Author:おとうさん
娘が小学校3年、8歳のとき頭蓋咽頭腫という脳腫瘍を発症しました。
そこから懸命にお医者さんを探し、入院し2回の手術を乗り越えて今に至っています。

娘のがんばりは自分のためだけではなく、これから同じ病気で闘う子供たちのためになると思い
ここに記録を残します。

脳腫瘍、頭蓋咽頭腫でここに来た方には何らかの参考になれば幸いです。

また、そうでない人たちには生きていることの幸せや喜びを、
改めて考えるきっかけになってくれればいいなと思います。

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2007年10月18日(木)

朝6時25分に家を出る。

穏やかないい天気だ。

7時10分頃病棟に到着。

娘はもう目をあけて横になっていた。

看護士さんにことわって入室した。

6時まで眠れたらしい。

トイレにいきたくて自分で点滴を押してナースステーションまで行き、一緒に行ってもらったのこと。

昨日の晩に夕飯が食べられなかったからお腹が空いたと言う。

食べることはできないので、歯を磨いたり、口をすすいだり。

しばらくして麻酔前の薬を飲む。

ときどきゴロンとしたり、絵を描いてみたりして待つ。

手術着に着替えをして待つ。

少し不安気だ。

でも皆に励まされ気を落ち着けようと努力している。

看護士さんがやってきてストレッチャーに乗り病室を出た。

娘と私と妻、そして看護しさんとでスタッフ用のエレベーターで1階にあるMRXO(手術室と画像診断装置がシステム化された手術室)の前まで行く。

そこで娘は一人手術室に向かった。

その後麻酔をしてMRIを撮影したらい。

待つこと予定通りの10時間。19時に7階にあるICU前のラウンジで待つように指示される。

手術をしていただいたM先生がやってきてもう少し待ってねとのこと。

しばらくしてICUに通されました。

私と妻そして両方の祖母が入った。

A先生とすれ違い挨拶をしました。

ベッドへ行くと娘はもう意識が戻っていました。

そこへT先生がやって来た。

娘は目覚めてすぐに周りにいた先生方に

「先生ありがとうございました!」

って、はっきりと言ったのだそうだ。

手術が終わると苦しかったり痛かったりで自分のことでいっぱいいっぱいなのが普通なのに、こんなふうにありがとうございましたって言った人は初めてですよと言われました。

こんな大きな手術を頑張っただけでもすごいのに、娘のことを誇らしく思いました。

また、ギリギリのところで自分はこんなふうにできるのだろうかと考えると、娘のことを人として尊敬しました。

その後両方の祖父がICUに入って面会しました。

まだ麻酔が醒めきっていないこともあり、大きな声で話したり、何度も同じことを言ったりしていた。

そして、小児科のM先生とこれから担当していただく小児科のH先生が来て、機械の数値や尿量、点滴の減り具合を見て指示を出していました。

娘の状態は、頭には血の出具合を見るチューブが出ていました。頭を切ったところに張ってある長くて幅の広いバンソウコウが痛々しかった。

左手首から指にかけては、点滴と血圧を測る機械が付いていました。

胸には心電図のパッチが、腰には大きな点滴が7本も入っていました。両足にはマッサージャーがつけられていました。

ちょっとして手術をしていただいたM先生から手術についての報告を受けました。

手術は計画通り上手くいきましたとのこと。

女の子なので髪の毛はそのままで頭を開いたそうです。

そして術前、術中、術後のMRI画像を見せてもらいました。

左前頭葉のシスト(嚢胞)と予定していた大方の腫瘍(今回は下垂体の周りの腫瘍は摘出しない予定でした)は摘出しましたとのこと。

腫瘍が取れたことにより、頭の中の水(脳水)の通り道も確保されて滞ることもないと思われるとのこと。

ただ、後日検査をして水が溜まっているようだったらチューブを通す手術(シャント手術、頭からお腹までチューブを通して、脳水によって脳圧が異常に上がらないようにお腹に脳水を逃してやる手術)をするとのこと。

手術は成功したが、これからが本当に大変なのだということを言われました。

その後一度ICUを出て皆に手術の成功を電話で連絡しました。

ICUに戻ってみると、のどが渇くので水を飲みたがったが言って聞かせて何度も我慢させました。

またときどき眠りたくなるのかうとうとするが、またすぐに起きてしまう。

21時頃隣に手術を終えた年配の男性がやって来た。ガサゴソとやはり慌ただしい。

また少し離れたところでは、亡くなった方もいました。

眠りつくまで妻がそばにいてやることにして、自分たちはラウンジに出ました。

10時30分頃少し寝付いたようなので、あとは看護士さんに任せて出てきた。

11時過ぎに病院を後にした。

何はともあれ、よかった。

一つ前に進んだのだ。

自分の周りの人やすべてのものに感謝しました。
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