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やさしい心、生きている喜び、感謝の気持ち、幸せを感じて
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おとうさん

Author:おとうさん
娘が小学校3年、8歳のとき頭蓋咽頭腫という脳腫瘍を発症しました。
そこから懸命にお医者さんを探し、入院し2回の手術を乗り越えて今に至っています。

娘のがんばりは自分のためだけではなく、これから同じ病気で闘う子供たちのためになると思い
ここに記録を残します。

脳腫瘍、頭蓋咽頭腫でここに来た方には何らかの参考になれば幸いです。

また、そうでない人たちには生きていることの幸せや喜びを、
改めて考えるきっかけになってくれればいいなと思います。

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2010年5月19日(水)

20100519ohyama.jpg

今日もお天気ははっきりとしていませんでしたが順調に進んで到着しました。

受付を済ませるも採血の予約が取れていなかったようで、連絡してもらい採血に行きました。

そして戻ってきてから間もなく呼ばれました。

今回は少し前に風邪をひいたことなど話して、前回の検査の結果も問題なかったので

すんなり終了しました。

次回は修学旅行前の6月16日です。

今日はお帰りマックでサンデーを食べました(笑)
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つらい時、苦しい時、自分に負けそうな時

そんな時、こんなことで参ってたまるかって

自分の気持ちを奮い立たせてくれる

そんなきっかけになる、過去の出来ことや記憶について書いてみようと思います。

いくつかあるけど最初はこれから...

昔見たテレビのドキュメンタリー番組でのこと

南米だったか、産業が鉱山しかないようなところに住んでいる8歳くらいの男の子と6歳くらいの妹、そしてお父さんの3人家族の番組でした。

そのお父さんは鉱夫で、他の家族同様に鉱山で仕事をして家族を養っていました。

しかし、作業環境のよくないところでの作業は身体を蝕み、多くの人と同じように塵肺になってしまいました。

そして、家で伏せって寝ているだけの生活を送っています。

そこで、その男の子は家族を養うため、妹を学校に行かせてあげるため、

自分は学校へは行かずに鉱山で働くことにしました。

鉱山で働けば将来自分も塵肺になってしまうことはわかっているのに...

歩いて2時間もかかる鉱山へ、笑顔で働きに行きます。

そんなドキュメンタリー番組でした。

自分のためでなく生きる

そんな強い心を持った人になれるように努力する。

しかも笑顔でね。

そう自分に言い聞かせるようなときには、いつもこの男の子を思い出します。

自分では他の選択が出来ないときでも、精一杯生きる。

それはとっても素晴らしいことだからね。
2010年5月11日(火)

20100511ohyama.jpg


今日も朝から雨模様。でも渋滞はそれほどでもありません。予定通りに到着しました。が、駐車場はとっても混んでいました。運良くすっと入ることが出来て間もなく合流。

すぐに呼ばれて、診察が始まりました。

とても順調で特に問題は無いということでした。

次回は9月にMRIを撮りますとのことでしたが、出来れば造影剤を点滴から入れて欲しいとリクエストしたところ、
9月28日に外来を受診した際に小児科と連携してMRIの予約を取りますとのことでした。

そして午後の眼科外来に備えてランチをしました。

そして眼科外来では約1時間の検査。やっと終わってしばらくして呼ばれました。

結果は左目は視野もだいぶ広がってきましたが(中心部に2箇所欠損があります)、右目は半盲は変わらずでした。

そして、斜視についてのお話がありました。

毎週木曜日に斜視の専門のドクター(主に小児の担当)が外来に来るので一度診察を受けて意見を聞いてみることをお勧めします。

今もちょっと頭を傾けて見ているし、腫瘍の影響によるものでしょうがないのかもしれませんが、その後手術をするにしても、一度診察を受けてみるのが良いでしょうとのことで予約を取ることになりました。

6月10日か24日には予約が取れますというので修学旅行あとの24日に予約を入れました。

その後清算して病院をあとにしました。

帰りの車では、斜視のことを説明して、何で診察を受けるのか(斜視の方の目の視力が上がっていないので、そのままだと右目をだんだんと使わなくなって弱視になっていく場合があること)

そして、どういう治療をするのか、手術が必要になることがあること。

それでも、娘、そして家族が納得した治療をしていくことが出来ること。手術が必要な場合でも、自分で納得して受けることが出来ること。を話しました。

しばらくしてから、は~と何度かため息をついていたので、手術って言われてショックだったの?そうだったらコートリル飲んでおきなさいって言いましたが

ううん、ちょっと車に酔っちゃったみたいって...

すぐにマックに着いたのでマックフルーリーを飲みました。

車の中でちょっとゆっくりしてからまた出発。

今度は家まで大丈夫でした。

それでも、は~はため息のように聞こえたおとうさんなのでした。

いくつも山を越えていかなければならないけれど、一緒に乗り越えていこうね。

頑張るのは自分だけど、一緒に歩いていくから。

楽しくなった新しいクラス。

こんなときに何でと思うけど、そういっても変わらないし。

今までもものすごく強くなった君だけど、こんども強い心で立ち向かおう。

きっと君なら越えられるから。

君にとって一番いい選択が出来るよう、おとうさん頑張るからね
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